■Nikon F6発売!!
2004年 10月 22日
前回の投稿から、1ヶ月以上が過ぎてしまいました。ちょっと仕事の方で忙しくしていたもので、どうもすいません。
◆
いよいよ本日、Nikon F6が発売となりました。普通の人にとってはどうでも良い話題ですが、カメラ好きにとっては、ベッカムが来日したときのOLのような騒ぎとなっています。先週ヨドバシカメラに行った時には、既にカタログは出払っておりました。
◆
「F6って何?」という方に簡単に説明しておきますと、F1桁の名称を持つカメラは、Nikonの一眼レフカメラのフラッグシップモデル-すなわち、最高峰に位置するカメラであり、F6はその第六世代ということになります。1959年の「Nikon F」の発売以来、脈々と続くNikonの技術の結集であります。近年のデジタルカメラの急速な発展に押され、もう銀塩カメラのF1桁は登場しないのではないか?と危惧されていたのですが、流石はNikon!やってくれました^^。
◆
しかしながら、今回のF6の登場は、前回(F5)までの登場に比べ非常に地味な感じが否めません。これまではF1桁が出るたびに大幅な性能の飛躍があり、発表はオリンピックの開催に照準が定められ、Nikonの持つ技術が世界を駆け巡った感がありました。
しかし、今回はアテネ五輪が終わってからの発表であり、性能の向上についても測光機能がアップしたとはいえ、素人目にはF5やF100から、飛躍的に向上したようには写らないでしょう。銀塩カメラの技術的な限界が近付いているのかもしれません。
◆
既に、多くのプロカメラマンがデジタル一眼レフを常用し、製品開発の主眼もデジカメに置かれているであろう今日において、銀塩カメラの存在意義というものが急速に失われつつあります。デジタルカメラの技術革新のスピードと課題の量に比べ、銀塩カメラのそれは非常に小さく、両者を別個に開発していくことには、限界があるようです。これからは、デジタル一眼レフと銀塩カメラの融合・共存といったことに力が注がれるようになるかもしれません。
【今日の一枚】
先日、台風22号の接近する中、九州まで友人の結婚式に行ってきました。雨でなければこの庭で祝福のパーティーをするはずだったのですが、残念ながら主役の座るベンチは雨に濡れそぼっていました。人の座っていないベンチってなんか好きです。その寂しい佇まいが、寂寥感をかきたて感傷的にさせてくれますね。ここは結婚式の場でしたが、この芝生の庭で新郎新婦の門出をそっと祝っているようでもありました。
ちなみに、この結婚式のカメラマンは、F4とF100をぶら下げていました。
★撮影データ
・NikonF80 + AF Nikkor 50mm F1.4
・f2.4 1/60s
・Velvia100
いよいよ本日、Nikon F6が発売となりました。普通の人にとってはどうでも良い話題ですが、カメラ好きにとっては、ベッカムが来日したときのOLのような騒ぎとなっています。先週ヨドバシカメラに行った時には、既にカタログは出払っておりました。
「F6って何?」という方に簡単に説明しておきますと、F1桁の名称を持つカメラは、Nikonの一眼レフカメラのフラッグシップモデル-すなわち、最高峰に位置するカメラであり、F6はその第六世代ということになります。1959年の「Nikon F」の発売以来、脈々と続くNikonの技術の結集であります。近年のデジタルカメラの急速な発展に押され、もう銀塩カメラのF1桁は登場しないのではないか?と危惧されていたのですが、流石はNikon!やってくれました^^。
しかしながら、今回のF6の登場は、前回(F5)までの登場に比べ非常に地味な感じが否めません。これまではF1桁が出るたびに大幅な性能の飛躍があり、発表はオリンピックの開催に照準が定められ、Nikonの持つ技術が世界を駆け巡った感がありました。
しかし、今回はアテネ五輪が終わってからの発表であり、性能の向上についても測光機能がアップしたとはいえ、素人目にはF5やF100から、飛躍的に向上したようには写らないでしょう。銀塩カメラの技術的な限界が近付いているのかもしれません。
既に、多くのプロカメラマンがデジタル一眼レフを常用し、製品開発の主眼もデジカメに置かれているであろう今日において、銀塩カメラの存在意義というものが急速に失われつつあります。デジタルカメラの技術革新のスピードと課題の量に比べ、銀塩カメラのそれは非常に小さく、両者を別個に開発していくことには、限界があるようです。これからは、デジタル一眼レフと銀塩カメラの融合・共存といったことに力が注がれるようになるかもしれません。
【今日の一枚】
先日、台風22号の接近する中、九州まで友人の結婚式に行ってきました。雨でなければこの庭で祝福のパーティーをするはずだったのですが、残念ながら主役の座るベンチは雨に濡れそぼっていました。人の座っていないベンチってなんか好きです。その寂しい佇まいが、寂寥感をかきたて感傷的にさせてくれますね。ここは結婚式の場でしたが、この芝生の庭で新郎新婦の門出をそっと祝っているようでもありました。
ちなみに、この結婚式のカメラマンは、F4とF100をぶら下げていました。
★撮影データ
・NikonF80 + AF Nikkor 50mm F1.4
・f2.4 1/60s
・Velvia100
by minoru_n
| 2004-10-22 02:04
| 写真/カメラ