管理人:minoru_nがNikonF80にて撮影した写真を中心に日々の雑記を綴るサイトです。


by minoru_n
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<   2005年 12月 ( 3 )   > この月の画像一覧

■My Favorite Novels #2

◎菊屋敷 山本周五郎・作
企画二発目にして、いきなり宮本輝氏の作品をはずれましたが、最近何の気なしに古本屋で見付けた「やぶからし(新潮社)」という氏の短編集に納められていました。

舞台は江戸末期、信州松本の儒官の娘「志保」を主人公として、その周囲の人々との交流を通した志保の心情を描いた物語です。
感情を抑制しひたむきに生きる志保と身勝手に奔放に生きる妹「小松」との対比的な描写から物語は始まります。
志保の元に、匿名の恋文が届くのですが、直後に妹からその長男晋太郎の養育を懇願され、その恋文の主への面会を断念します。
物語の最後まで、恋文の主は明かされませんが、父の門下生の中でも最も父の教えを忠実に実践する杉田庄三郎という青年がその手紙の主であるようで、彼の悲壮なまでの抑制された恋情が見事に描かれています。
志保は、晋太郎の母親として全てを投げ打って一心不乱に努めます。その決意と実践には子を持つ者として心に期すものがありました。
物語の最後には、身勝手な妹小松が晋太郎を取り戻しにあらわれるとともに、父の教えを実践する杉田らを「危険因子」として幕府の目付が取り押さえに来ます。
晋太郎は、志保とともに暮らしたいと望みながらも、そのような甘えは志保の教えに反するからと小松の元へ行く決意をします。
また、杉田らも彼らの信念を通し、彼らの遺志を継ぐ者がきっと現れると信じて捕らえられていく・・・。一見悲劇のような結末ですが、何かそれぞれが思いを果たしたような爽快な気分を残したまま「菊屋敷(志保の住まい)」の描写とともに物語は終わります。

と、まあ僕が書くととても安っぽくなってしまいますが、これが脱稿されたのが昭和19年-つまり戦時中という事を考えると、当時の抑圧された体制の中にあって、筆者の悲壮な信念と決意が描かれているようで、歳甲斐もなく涙してしまいました。
現代人が是非読むべき一冊だと思います。
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by minoru_n | 2005-12-19 23:06 | 読書

■しばらく銀塩主義

a0013597_158954.jpgNikonD200が発売されました。
予約されていた方の手元にはそろそろ一足早いクリスマスプレゼントとして現物が届いている頃ではないでしょうか?(うらやましい・・・。)今日も、別の用事でヨドバシカメラに行ったときに、隣でD200を受け取っている方がいました。

ところで、カメラでものを撮るという行為は、概ね以下のようなステップに分解されます。
 1.被写体発見
 2.構図を決める
 3.ピントを合わせる
 4.露出(絞り値、シャッタースピード、場合によって露出補正)を決める
 5.固唾をのんでシャッターを切る
 6.仕上がりを想像する^^

銀塩カメラとデジタルカメラとの違いは、基本的に5までは一緒です。つまり撮影をするという行為については、銀塩もデジタルもなんの違いもありません。(以前の記事に書いたように、4の露出決定のところで、ISO感度も変化させることが出来るのは大きな違いですが・・)。
で、あたりまえの事ですが、決定的に違うのが6のステップなのです。

一眼レフでなくともデジカメでは撮ったその場所で結果の確認ができるという特徴があります。露出にミスがあれば被写体によっては撮り直しが可能です。でここのところが、デジカメの魅力でもあり、逆に弱点でもあるように思うわけです。
とても素人的ですが、撮影が終わった後、現像があがるまでのあのドキドキ感がカメラやってる原動力だったりするわけです。さらに、それが自分で決めた露出だったりして、思い通りの絵が撮れていたりするとこの上ない喜びになるんですね。
そんなわけで、まだしばらくは銀塩主義でいきたいと思います。(前にも同じようなこと書いてたな・・・)
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by minoru_n | 2005-12-18 01:59 | 写真/カメラ

■あねは

会社の隣のビル(ビジネスホテル、1Fは寿司屋、コンビニ、kinko's)が、例の姉歯建築事務所の構造計算による設計だったとかで、今日から休業になりました。
他支社から出張組や繁忙期の「帰らない組」は定宿にしていたのに加え、1Fの寿司屋(関西ローカルのチェーン店)は近隣には珍しく夜中3時まで開いているので、これからは多少影響が出そうです。

昨日は、京都府の中程まで仕事の下見とレジャーを兼ねて行ってきましたが、なんと今季初冠雪で紅葉と雪景色を拝むことができました。子供は大喜びです。
仕事の下見以外は、特にあてもなくという感じだったのですが、何となく立ち寄った温泉施設は、700円でプールも露天風呂もついてちょっと得した気分でした。

今日は、前回触れたFM3Aのことなんかを綴ろうかとも思いましたが、こんな時間なのでまた次にします。
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◎写真は、先月下旬に行った甲山(かぶとやま)の紅葉です。甲山は六甲山脈の切れ目、夙川の上流にぽつんとたたずむ300mぐらいのかわいらしい山で、周辺は自然散策の人々で休日はちょっとした賑わいです。
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by minoru_n | 2005-12-06 01:41 | 日常生活